ガザ地区でイスラエル軍戦車に家族の車が狙われ、12日間行方不明だった6歳のパレスチナ人少女の遺体が、捜索に派遣された2人の衛生兵の遺体とともに発見された。パレスチナ赤新月協会(PRCS)と少女ハインド・ラジャブさんの家族は土曜日、車内にいた7人全員が死亡したことを確認し、パレスチナ救援団体は乗組員のユスフ・ゼイノさんとアハメド・アルマドフンさんを事故で失ったと発表した。ガザ市でイスラエルが民間人を攻撃。パレスチナ通信社ワファが報じたところによると、ハインドさんの遺体は、同市タル・アル・ハワ郊外のロータリー近くで、家族が叔父、叔母とその3人の子供とともに発見された。ハインドさんのもう一人の叔父サミー・ハマデさんは、車には銃弾の跡が無数にあったと語った。 PRCSは声明で「占領軍は現場到着時に救急車を意図的に標的にし、救急車は閉じ込められたハインド少年を乗せた車両から数メートル離れたところで発見された」と述べた。 「救急車が子供ハインドを救出するための場所に到着できるように事前に調整されていたにもかかわらず、占拠は意図的にパレスチナ赤新月社の救急隊員を標的にした。」