国際刑事裁判所の検察官は、2つの情報筋がロイター通信に伝えたところによると、ガザ地区の2つの最大の病院のスタッフと面談を行っている。これは、ICCの捜査官がガザ地区での犯罪について医療従事者と話をしていることが初めて確認された。
この情報筋は、この問題の機微さを理由に匿名を希望し、ロイター通信に語った。ICCの捜査官が、ガザ地区の北部にある主要病院であるアル・シファと南部のナッサーにある主要病院で働いていたスタッフから証言を受けたと述べた。
情報筋の1人は、病院を取り巻く出来事がICCの捜査の一部になる可能性があると述べ、ICCは個人に対する戦争犯罪、人道に対する犯罪、ジェノサイド、侵略に関する刑事事件を審理している。
ICCの検察官事務所は、犠牲者や証人の安全を確保する必要性を理由に、進行中の捜査に関する運用上の問題についてコメントを拒否した。